モルッカ群島(インドネシア)原産のクローブの樹は、熱帯地方の湿度の高い暑い気候を好むフトモモ科の植物です。樹形は円錐形、平均樹高は10m、高さは20mに達することもあります。葉はローレル(月桂樹)に似ており、花は美しい黄色の花びらを持ちますが、開花する前に蕾を摘んでしまうため、見ることが出来ません。

古代中国では、既に薬用や料理に使われていました。アラブ人によってヨーロッパに伝えられたクローブの樹ですが、15世紀末にモルッカ島を発見したポルトガル人が独占権を確保していました。2,000年以上前のインドの文献には、「清潔で新鮮な香りの息」を望む人は、ナツメグをクローブと一緒に口に含むようにと書かれています。このように、クローブは長い間多くの文明において様々な方法で使われてきました。

クローブの精油は、第一に様々な種類の感染症治療を可能にする恐るべき防腐力と抗菌力が挙げられます。また、疲労回復やあらゆる歯の痛み(虫歯、口内炎、膿瘍など)を鎮めてくれる他、食欲抑制の強い効果も持ち合わせています。

 

出典 :

L’aromathérapie, se soigner par les huiles essentielles – Dominique Baudoux

 


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キャップの開け方: お子様が誤って触れたり誤飲を避けるため、簡単に開けにくいチャイルドセーフティキャップを採用しています。キャップを押し下げたまま、開封するまで反時計周りに回し続けてください。
使用期限の表示について: 使用期限はMM/YYYYの順番で記されています。左の例は使用期限が2023年7月、ロット番号はその下の59855となります。 1滴の目安は約0.04mlです。

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